『多読計画』断片

英語100万語多読の励みにしていた『多読計画』のサイトがなくなってしまったので、仕方なくはてなに来ました。地道に積み上げた読書記録で救えた記事はゼロ、下書きが7本残っているだけです。あー残念。これからまた少しずつ記事を増やすつもりです。・・・・といっても自分以外の人にとっては読む価値なしですが。

6.銀河系まで飛んで行け! キャンディーズ

2020年4月、仙台で行われる予定の、伊藤蘭コンサートツアーのチケットを買った。
 
キャンディーズの時代、私は中学生で、コンサートに行ってみたいと思いながらも、チケットは高くて買えないし、川越から一人で東京の知らない会場へ観に行くことなどできなかった。
だからその当時の、大学生とか社会人の人達をとてもうらやましく思っていた。
(実際に自分が大学生になってみたら、最早それほどアイドルに熱中することはなく、麻雀や読書の方に熱中していたのだが、それはまた別の話。)
 
岩崎宏美の場合は約30年の時を経て、そして伊藤蘭はそれを上回る約40年を経過した後、ライブを観るということになる。
岩崎宏美横井庄一伊藤蘭小野田寛郎って感じ。
 
岩崎宏美は、益田宏美時代の一時期を除いて、変わらず昔のヒロリンだなあという感じがあるのだが、ランちゃんと伊藤蘭は、私の中では不連続な存在だ。だからずっと別物として取り扱っている。
伊藤蘭の方は、オーラと言うのか貫禄と言うのか、ピカピカ光っている感じがすごい。
まさかその伊藤蘭が、ランちゃんの歌を歌うとは思わなかった。
 
いずれにしても初めて観るライブだし、しかも昔と違って一人キャンディーズ状態だ。
まあ、一人キャンディーズが出来るのは、3人のうち伊藤蘭だけではあるのだが。
しかしこの面からも、どのような舞台になるのか想像がつかなくて、こんなに未知数の多いコンサートは経験したことがない。
 
さて、キャンディーズの代表作としては、『銀河系まで飛んで行け!』にした。
聖母たちのララバイ』と同じく、世間一般で代表作とされている『年下の男の子』や『春一番』を選ぶ気にはならない。
かと言って、ほとんどのA面シングルが粒揃いなのだから、すごく選びにくい。

特に解散宣言をしてからは、歌も演奏も違う次元に入っていて、デビューからブレイクする以前の曲ですら、すごいパフォーマンスを示していた。
『そよ風のくちづけ』、『危ない土曜日』、『その気にさせないで』などなど。
とういうわけで、シングルA面から選ぶのはあきらめた。

あの頃、レコード売り上げ枚数で言えばピンクレディがすごかったけど、キャンディーズだってマシンガン打線だったのだ。